3日でやせられるダイエット法

運動不要。決められた食材食べるだけ

「たった3日でやせられる」というダイエット法が、全米皮膚科学会総会で発表され、話題になっている。提唱者はミシガン州立大学のニコラス・ペリコーン非常勤教授(皮膚科医)。実験では、女性31人が3日間で平均0.8キロ体重が減ったという。
 そこで、この“ペリコーン式ダイエット”を、持病が特にない記者と知人の計4人もやってみました!
 このダイエットは、同教授が決めた食材を食べるだけ。その食材とは、3日分でメロン3個、ブラックベリー1パック、イチゴ3パック、ブラックオリーブ12個、リンゴ3個、洋なし3個、レモン9個、レタス3パック、ブロッコリー1.5個、アーモンド15粒、マカダミアナッツ4粒、卵12個、サーモン6切れ、七面鳥の胸肉約1キロ、オーツ麦12袋、オリーブオイル1本、ミネラルウオーター1ケース。
 この中から好きなものを好きなだけ食べる。単純に3等分した“1日分”をすべて食べたら、カロリー量は2250キロカロリー。日本の成人男性の目安量とほぼ同等だ。

 結果からいくと、全員が3日で1〜2.2キロ程度やせた。酒をやめなかった記者は1キロだけ。40代でやや肥満のKさんは、最もやせて2.2キロ減。
「3日間とも朝はリンゴ1個とイチゴ1パック。夜は2日間がシャケ、1日だけ、七面鳥の代わりに鶏胸肉をオリーブオイルで焼いた。卵3個使ったオムレツも毎日食べていました。昼は家から持参したレタスとブロッコリーのサラダにレモン汁とオリーブオイルと塩コショウをかけ、さらにゆで卵1個。コンビニで買ったパック入りのメロンやナッツ類を食べることも。腹が減ったら、ミネラルウオーターを飲み、ブラックベリーの代わりに干しレーズンを食べてました」(Kさん)
 これらの食材がダイエットにいいのは、低炭水化物、高タンパクで、果実も豊富だからとのこと。
 ただ、この食事法は毎日続けるのが難しい。実際にやるなら「3食のうち1食だけ、これらの食材から選んで食べる」のがお勧め。Kさんはその方法を続けて、今も減った体重を維持している。
 ちなみに、残り3人は、3日後には元の体重に戻っていました。

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