ハゲと白髪にオサラバするクリーム&ローション
話題騒然の画期的アイデアと商品はどこがすごい?
いま、髪の毛で悩む人の間で話題になっているものが2つある。ひとつは、抜け毛が減る「マシュマロ・ローション」、そしてもうひとつは塗って日光に当てるだけで白髪が黒髪に変化する「クリーム」だ。これは、知らなきゃ損するぞ。
●マシュマロ・ローション
考案したのは埼玉医科大学名誉教授・高濱素秀氏。「マシュマロ・ローション」はマシュマロ、ホワイトチョコレート、キウイ、海苔、クコの実を材料にして自分で作る。
「頭皮を健康に保つのに必要なのは、コラーゲン。マシュマロの原料はコラーゲンを生成するゼラチンで、しかも食品だから水分に溶けやすい。これを頭皮から浸透させればいいのでは、と思ったのです」
マシュマロのゼラチンを分解させる酵素アクチニジンを含むキウイも併用することにした。これで、ゼラチンが1ナノメートル(ナノは10億分の1)レベル以下の低分子化コラーゲンになり、肌に浸透しやすくなる。
「さらに、コラーゲンの生成を促進する成分プロリンを含むクコの実、肌の酸化を防いで弾力性を持たせるカカオバターを含むホワイトチョコ、強力な血行促進作用がある海苔を加えたのです」
高濱氏は効果を見るために、試用者に1週間毎日、洗髪時の抜け毛を全部集めてもらった。
「1日2回、たっぷりローションを使っていた40代のKさんは、翌日から抜け毛が減り始め、1週間後には3分の1の量になっていました。同じく40代のTさんは、最初の1週間は使い忘れがあったため、抜け毛が減ったり減らなかったりだったが、次の1週間、きっちり使ってもらうと、やはり翌日から徐々に抜け毛が減っていったのです」
さらに高濱氏はマイクロスコープで頭皮をチェック。すると、髪の毛がまったく生えていなかった頭皮から、毛が生えているのが確認できた。
「正直、抜け毛は減らせても育毛までは1週間では無理だと思っていましたが、生えていたのです」
この画期的ローションの作り方は、沸騰直前の湯500ミリリットルにクコの実を入れて5〜10分置き、そこにホワイトチョコとちぎった海苔を加える。マシュマロ、キウイを入れてミキサーにかけ、タオルでミキサーを巻いて保温状態で30分置き、ふきんでこせばOK。冷蔵庫で10日ほど保存できる。
「シャンプー後と朝の1日2回がいい。頭皮にすり込んだ後は、軽くシャワーで流してもいい。皮膚がただれたなど、副作用があった人はいません」
マシュマロ、ホワイトチョコ、キウイはコンビニでも買えるし、クコの実は大きいスーパーに行けば置いてある。
●ヘアクリーム
髪の毛に塗って日光に当てれば白髪が黒髪になるというのが、現在特許出願中のこのクリーム。
「体に無害な銀塩がクリームに含まれています。銀塩は光に当たると化学反応で黒色の金属銀に変化します。この金属銀の一部が毛髪中に含まれるイオウと反応して、髪の毛を黒くする。通常の染毛剤のように刺激臭はしませんし、洗い流す必要もない。しかも一度染まると、白くはならない」(クリーム販売元「レビオックス」担当者)
実はこの話を聞いたとき、かなり疑いを持った。そこで、記者の白髪の友人に試してもらった。
朝、出社前に塗ってもらい、夕方会った。すると真っ黒とまではいかないものの、白髪が濃い茶色に。「においもしないから同僚らに気づかれなかった」という。
1週間後に会うと、さらに黒くなっていた。3週間ほど経った今は、「新しく生えてきた生え際はもちろん白いので染め直さなければならないが、黒くなったところは色落ちしない。染め直さなくていい」という。
発売以来、一件も「かぶれた」「かゆい」などの“害”の届けがないというのもいい。商品名は「マジカルアクアヘアクリーム」で5000円。
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