気になる検査数値はコレで下げる

食事や飲み物の“ひと工夫”で効果パッチリ


 会社の人間ドックや健診の結果が悪いからといって、病院に行くのはイヤ。薬も飲みたくない。そんな人でも、気になる検査数値を改善できる“うまい手”を紹介しよう。

★そば湯で血糖値を下げる
 日刊ゲンダイコラム「ワザの一品」を連載中の“ヘビー級料理人”福田利明氏は、そば湯で血糖値を下げ安定させている。
「週に3回ほどそばしゃぶを食べたら、150〜160(mg/dl)くらいあった血糖値が、基準値の上限109付近に安定したのです」
 そば湯に本だしと市販のそば粉を合わせて、トロミのあるスープを作る。これに白菜や水菜などの野菜、わかめなどの海藻、アサリやシジミなどの貝類、豚肉などの具材、そばをくぐらせてポン酢で食べる。もちろんスープは飲み干す。

★シークワーサージュースで血圧を下げる
 沖縄のかんきつ類シークワーサー(ヒラミレモン)で血圧を下げたHさん(45歳)が言う。
「健康ショップで100%のシークワーサージュースを買ってきて、シロップなどで好みの味にし、朝食後と寝る前に飲むだけ。飲む前は上が140(mmHg)台、下が90台でしたが、飲み始めて1カ月後には120/80以下に下がりました」

★もろみ酢でコレステロール値を下げる
 泡盛の製造過程でできるもろみを原料にしたもろみ酢で、コレステロール値を下げたのがIさん(42歳)だ。
「去年の健診で総コレステロール値が215(mg/dl)と高かったので、もろみ酢を朝晩2回、30ミリリットルずつ飲むようにしたら、1カ月後の再検査では200以下に下がった。悪玉コレステロール値も150から120に落ちました」

★尿酸値ももろみ酢で下げる
 Tさん(39歳)は、3年前の健診で尿酸値が7.2mg/dlと、基準値の7を超えていた。
「ビールの量こそ減らしましたが、やめたわけではないし、食事も変えませんでした。ただ、もろみ酢を飲むようにしたところ、1年後の健診では尿酸値が7以下になっていました」

★ニンニク、らっきょう、納豆でダイエット
 本紙でもおなじみの相愛大学の高橋乗宣学長は、“ひと工夫朝食”によってダイエットに成功した。
「みそ汁にチューブニンニクを少し垂らし、ニンニクの梅肉漬けと納豆、らっきょうをおかずに、ご飯を1膳食べる。この朝食に変えてから、5、6年で体重が13キロ落ちました」
 昼食は外食で、夜は酒も飲む。朝食の変更以外に体重減の要素は考えられないという。

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