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糖尿病にやられない3つの鉄則


 劇団「ザ・ニュース・ペーパー」の創設メンバーである渡部又兵衛氏は、糖尿病の3大合併症といわれる神経症、腎症、網膜症をすべて抱え、左足も切断。このほど「お笑い芸人 糖尿病と二人連れ」を出版した。そんな“合併症のデパート”ならではの3つのアドバイスを紹介しよう。

●水を飲む量が増えたら“要治療”のサイン
 糖尿病の代表的な症状にのどの渇きがあるが、自覚しにくい。見逃さないコツがあるという。
「普通の人がのどが渇いたら、水をコップ2杯も飲めば十分ですが、僕は違いました。毎晩、寝る前に1.5リットルのペットボトルを飲み干していたのです。当時は飲酒による脱水症状のせいだと考えていましたが、今思えば、その影響を加味しても、多過ぎる。のどの渇きを癒やすのに必要な水分量が増えたら、それは病気が進行した証拠。のどの渇きという状態に注目すると漠然としますが、量に着目すれば分かりやすい。治療せず放置している人も、量が増えたら要治療のサインです」

●親が糖尿病なら必ず定期診断を
「僕の両親は、2人とも糖尿病です。病気のつらさを知っているのか、親心なのか、学生時代から『糖尿病の検査だけは毎年受けなさい』『せめてこの漢方薬だけは飲みなさい』と心配してくれていたのですが、僕は無視し続けた。親の言うことに少しでも耳を傾けていれば……。今はそう思いますね」
 合併症が怖い糖尿病だが、早期に手を打てば、病気の悪化を食い止めることは難しいことではないのだ。
 両親のいずれかが糖尿病だと約3割に、2人とも糖尿病だと約7割に、糖尿病が遺伝するとされる。それだけに、このリスクを持つ人は定期検診が欠かせないのだ。

●大病院の“名医”より患者に寄り添ってくれる医者
「僕、神経症で神経がマヒしているためヤケドの発見が遅れて、足の親指が化膿し、壊疽(えそ)になってしまいました。そのときかかっていた大学病院に“壊疽の名医”がいたんですが、これがくせ者。患部の写真を撮って、看護婦に指示を出すだけ。その揚げ句、病状の把握を誤って、当初、“親指切断”で済むはずだったのに、最終的には“膝下切断”に悪化してしまったのです。治療は、無名でも患者の立場になってくれる医者に託すべきだと痛感しました」
 医者の肩書は関係なし。病院のランキング本などは、参考にしてもいいが、うのみにしてはダメだ。




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