mixi招待 健康モバイル辞典withミクシィ
肝臓を痛めない酒の飲み方


 これから年末に向け、一杯やる機会が増えてくる。うまい肴で酒が進むが、どうせなら肝臓を痛めずに飲みたいではないか。肝臓を悪くしない賢い飲み方を、武蔵野赤十字病院消化器科の泉並木部長に聞いた。

●1日「2単位」までならチャンポンOK
「肝臓との関係でいえば、“チャンポン酒”自体は悪くありません。これが良くないのは、何をどれだけ飲んだかが分からなくなり、適量以上に飲んでしまうからです。アルコール血中濃度0.1%以下が“ほろよい”で、血中濃度をこの範囲に抑えるのが、医学的な適量。チャンポンするなら、適量を守ってください」
 23グラムのアルコールを1単位として、2単位までが適量だ。1単位の目安は日本酒なら1合、ビール大瓶1本、ウイスキーなら水割りダブル1杯(シングルなら2杯)、ワインなら3分の1本、焼酎ならお湯割り0.6合。2単位までは、組み合わせは自由だ。

●途中に水やウーロン茶を飲む
 酒を飲んでのどが渇くのは、アルコール分解過程で脱水するため。
「途中に水を飲むと脱水しにくいし、適度に腹が膨れて飲み過ぎの予防にもなります」
 ウーロン茶なら脂肪吸収も抑えられ一石二鳥だ。

●肴は白身魚、鶏肉、大豆を
「アルコールが脂肪として蓄積されるため、脂っこいつまみは肝臓にダブルパンチ。つまみは低脂肪&高タンパクのものを選ぶこと。タンパク質不足だと、肝硬変のリスクが高まるのです」
 白身魚や鶏肉、大豆製品などがピッタリ。白身魚は焼くなどして脂肪分を落とし、鶏肉は筑前煮などで野菜と一緒に食べるのがベター。

●野菜でビタミンBを補給
「飲み過ぎで唇が切れるのはビタミンBが不足しているから。ビタミンBはアルコール分解に必要不可欠です」
 ビタミンBは豚肉やウナギが有名だが、できれば野菜で取りたい。干しシイタケやホウレンソウ、枝豆などに多い。つまみや最後の食事は、これらを使ったものを選ぼう。

●飲酒から寝るまで3時間は空ける
「睡眠中は肝臓に脂肪がたまりやすいので、飲酒から寝るまでに3時間は空けるといい。帰宅して夕飯を食べてから寝る人は論外です」

●休肝日は間を空けて週に2日
「アルコールを摂取すると、肝臓で中性脂肪が合成されます。この合成には約1日かかるため、飲酒を毎日続けると、肝臓に脂肪が蓄積され、脂肪肝になりやすい。休肝日は、間を空けて週2日以上が基本。なるべく肝臓に脂肪をためないことが重要です」
/





>topへ