これが効いた!健康法

「浅草キッド」水道橋博士が明かす

 漫才コンビ「浅草キッド」のひとり、水道橋博士(43歳)は“超健康通”。自ら試した“健康談”をまとめた「博士の異常な健康」(アスペクト)も話題を呼んでいる。何が“効いた”のか、直撃インタビューした。

「これはすごい! 深刻すぎる肩凝りが、ゼロになったんだから」
 そう言って見せてくれたのが“バイオラバー”というゴム素材。「どこから見てもパソコンのマウスパッドにしか思えないサエない布切れ」と本人が言うように、見るだけならすごさが分からないが……。
「これ、一辺15センチの三角形で3万円、マントのように羽織れるシートタイプは12万円。最初は“こんなバカなものを買って”とシャレのつもりだった。睡眠時はもちろん、外ででも、三角形の方は専用ベルトで常にヘソの下につけ、マントはラジオ出演のときや楽屋でも出来る限り羽織っていたけど、あくまでも笑いを取るための演技。ところが1カ月くらいして、そういや肩凝りが消えていると気が付いたんですよ」
 それまでの肩凝りと、それから来る頭痛はハンパではなく、ずっと悩んでいたという。
「消炎剤のバンテリンは月に軽く4、5本使い、塗り過ぎで皮膚が赤くただれていた。頭痛は、ひどいときは歩くだけでも痛む。1日6錠までという鎮痛剤を20錠以上も飲んでいたしね。それがウソのように、一切なくなった」
 実はこのバイオラバー、主に医療用に使われている特殊素材。特に、がん治療で数々の臨床例があるという。昨年には、がん細胞の抑制効果を3倍以上高めることも実験で証明されている。
 とことんホレ込んだ今は、バイオラバーで作ったベストを常時着用し、寝室のマットにも使っている。そのおかげか、以前は長時間睡眠が必要だったのが3〜4時間でOKになり、早朝からの仕事でも平気。
 末期がんの治療を受けている知人に贈ったら、医者が宣告した余命を何年も過ぎているのに元気で、自力で外出できるほどだという。

“博士の健康法”で、髪も変わった。以前は髪が細い“ネコっ毛”で、頭頂部は薄毛で地肌が見えていた。「それを隠すためにスタイリストさんが必ず帽子を用意していた」ほど。
 ところが今はフサフサ。
「プロテイン入りのシャンプーを使っているんです。飲む発毛薬プロペシアもロゲインも使ったし、髪の毛にいいといわれるさまざまな療法を試しているのでシャンプーだけの効果とは言わないが、今でも一日も欠かさず使っているのはこれだけ。最も効果的だったことは間違いないと思う」
 このシャンプーを使い始めて数カ月で抜け毛が減り、髪の毛にコシが出た。テレビ局のメークさんに「何か特別なことをしているの?」と聞かれるほどだったという。
 バイオラバー、シャンプーときて「もうひとつ、これは絶対にいい」というのが加圧トレーニング。専用ベルトを腕と脚の付け根に巻き、血流を適度に制限したまま筋力トレーニングをする方法だ。
「軽い負荷で筋肉が増強し、筋力と持久力を同時にアップするのが特徴。そしてオレが特に“すごい”と思ったのは成長ホルモンの分泌が高まること。これで、体脂肪が低下し、病気の回復力が高まり、免疫力が上がる」
 加圧トレーニングの1回の時間は15〜30分が目安。ちなみに博士はたった5分で“筋”が肥大し、上腕が2.5センチも太くなった。今は自宅に購入し、週数回利用している。
「実践主義者のオレが体当たりして試したものですから、やる価値ありです」
 水道橋博士の“異常な健康法”、やってみる?

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